一般社団法人 学修評価・教育開発協議会

picture

VUCA社会、VUCA 時代(複雑で不安定な社会、時代)を迎え、大学が今後、どのような人材を育成する必要があるのかが明確化されるにつれ、各分野における多様な人材像が見えてきました。例えば、創造力、推理/判断力等の非認知能力に優れ、加えてSociety5.0社会を先導できるAI/ICT関係能力を涵養した人材の育成などが一つの例に挙げられます。それぞれの地域が少子・高齢化に直面している現状の中で、地域の小規模大学でも、このような社会や時代に対応できる人材育成は喫緊の課題と言えます。

しかしながら、中小規模の1つの大学が独自で(このような社会や時代に求められる人材育成の目標を)達成できる教育力や組織を整えることは不可能に近いと思われます。文部科学省中央教育審議会は、平成30年11月26日に「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン:複数大学による人的・物的リソースの効果的共有及び教育研究機能の強化を図るため、各大学設置者の枠組みを越えた連携や機能分担を促進する制度」の創設を提言しました。すなわち、幾つかの大学が連携した大学連携推進法人の設置です。これにより、連携法人内での他大学のカリキュラムを共有することが可能となり、他大学の科目を自大学の開講科目として単位化(上限30単位)することができるようになりました。

令和5年4月時点で、文部科学省が認定した大学連携推進法人は4つあり、宮崎国際大学は令和4年3月31日に認定された大学連携推進法人「一般社団法人 学修評価・教育開発協議会」に属しています。大学連携推進法人は、学校法人濱名山手学院(関西国際大学)、学校法人北陸学院(北陸学院大学)、学校法人共愛学園、学校法人富山国際学園で連携開設科目の設置と共同教育課程を目的にしています。

宮崎国際大学からは主に英語教育関係科目を提供し、他大学からは観光、ビジネス関係科目の提供を受ける予定で、現在協議中です。本学は、文部科学省の地域人材活性化事業/SPARC事業においても、宮崎県内の他大学間で連携しており、令和6年度には全国唯一の複数の大学連携推進法人に属する大学となる予定です。

オープンキャンパス開催中!

banner

ページTOP

Verified by MonsterInsights