講師紹介:
村上 昇(宮崎国際大学・宮崎学園短期大学学長)
東京大学大学院博士課程卒業後、宮崎大学農学部獣医学科教授を経て、現在宮崎国際大学学長。主な受賞に、日本農学賞、紫綬褒章、宮崎県文化賞(学術)等がある。
概要:
昨年は、脳を鍛えて脳を活用しましょうと言う内容での公開講座をしましたが、大変好評でしたので、今年は、近年の脳研究で得られた新たな知見をもとに、脳の仕組みをさらに知り、幼児期、思春期、そして高齢者の脳を、どのように鍛えれば、非認知能力(推理力や判断力)が身に付くのか?あるいはどうすれば記憶力が増すのか?などについてお話します。お子様や高齢者まで、頭を良くするための話として聴いていただければと思います。
対象:一般市民、保護者、教育機関関係者
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講師紹介:
髙妻 瑠弥乃(宮崎学園短期大学)
東京都出身。日本女子大学大学院人間生活学研究科生活環境学専攻修士課程修了。同博士課程後期単位取得退学。管理栄養士。専門は、食育、食文化、フードビジネス。現在は、宮崎学園短期大学保育科講師。
概要:
宮崎県は快晴日数や日照時間が全国トップレベルで温暖な気候に恵まれており、美しい自然や豊富な食材にあふれています。また、天孫降臨の地として知られる宮崎は、かつて日向の国と呼ばれ、神話に関係の深い食文化も数多く残っています。
宮崎牛や地鶏はもちろん、新鮮な野菜や果物、魚介類に焼酎やワイン、そしていまや全国的にも有名になった宮崎発祥のチキン南蛮や辛麺など、私たちの暮らす宮崎には美味しい食がたくさん存在します。県民自慢の郷土料理から、全国に誇るべき宮崎の食文化を再考してみませんか。
対象:一般市民
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講師紹介:
アンデルソン・パッソス(国際教養学部長)
情報通信技術専門のパッソス教授はブラジルで生まれ、2011年に鹿児島大学で博士号を取得し、現在宮崎国際大学国際教養学部長を務めている。日本の文化や歴史に興味を持ち、学生等に自国の文化を紹介することが好き。
概要:
この講座では、ブラジルの文化、言語、人々についてご紹介します。1500年代にポルトガルに「発見」された時代から、奴隷制度、独立宣言、そして現代の社会・政治問題など、ブラジルの歴史における重要な出来事を観察しながら、ブラジルの文化を解説していきます。講座の内容は多岐にわたりますが、世界で最も多くの日本人が住んでいる国(もちろん日本以外)について、少しでも理解を深めていただければ幸いです。
対象:一般市民
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講師紹介:
杉田 康之(教育学部)
1960年宮崎県生まれ。宮崎大学教育学部卒業。37年間、宮崎県教員として勤務。その中で、在ナイジェリア大使館附属ラゴス日本人学校蘇州日本人学校での勤務経験をもつ。現在、宮崎国際大学教育学部講師。家族は、妻1人と猫2匹。
概要
我が国の国際的諸活動の進展に伴い、多くの日本国籍をもつ人がお子さんを海外に帯同しています。そのために、国内の小中学校に準じた教育を実施することを目的として在外教育施設が設置してあります。子どもたちや先生方は日本全国から集まってきますし、風土、文化、言葉などの違いにより、今まで見たことも経験したこともないようなことが子供たちの興味・関心を誘発します。
アフリカや中国で日本人学校に勤務した講師がその教育活動の一端を紹介します。海外の生活や文化に興味のある方、外国での教育に関心のある方にお勧めの講座です。
対象:一般市民、学校関係者
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講師紹介:
守川 美輪(教育学部)
宮崎国際大学教育学部教授。宮崎県木育サポーター、みやざき木育指導員、木育インストラクター。幼児や児童を対象とした木育活動について実践・研究をしている。また、木製玩具を制作し、子育て支援イベント等で活用している。
概要:
幼児と共に楽しむことができる木工作について体験的に学びます。環境を整えることで、幼児はのこぎりや手動のドリルを使うことができます。幼児は感覚を使い、手を動かし、試行錯誤し、判断しながら思いついたことを表現します。受講者が木育を始めてみようかなと思うきっかけになると嬉しいです。木育の材料をいくつか持ち帰ることができます。
対象:幼児教育に携わっている方(10名)
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講師紹介:
カトリーナ・モーク(国際教養学部)
カナダ出身のカタリーナ・モーク講師はEFL/ESL専門で、コンピュータ支援言語学習(CALL)、教育工学、言語学習法、異文化間コミュニケーションなどに関心を持つ。現在、CLIL教育とコミュニカティブ・イングリッシュを教える。https://www.youtube.com/@morksensei と https://about.me/trine で検索してください。
概要:
英語で行われるこのワークショップでは、講師がファシリテーターとしてアクティブラーニングのコンセプトを解説し、参加者はその利点と課題を学ぶことができます。時間の許す限り、参加者はアクティビティを体験します。
対象:中学校・高校教諭
言語:英語
会場:宮崎国際大学
講師紹介:
守川 美輪
宮崎国際大学教育学部教授。宮崎県木育サポーター、みやざき木育指導員、木育インストラクター。幼児や児童を対象とした木育活動について実践・研究をしている。また、木製玩具を制作し、子育て支援イベント等で活用している。
渡司 陶吾
宮崎国際大学教育学部4年。卒業論文「小学校図画工作科での木工作の教材研究」に取り組んでいる。図画工作科に木の玩具制作をとりいれたらよいではないかと考えている。
概要:
木で動くおもちゃをつくります。例として手足が動く動物、働く車を提示しますが、自分のアイディアで制作しても構いません。のこぎりと手回しドリル、電動糸鋸機と電動ドリルを扱います。木材用の塗料で色をつけることもできます。宮崎県は杉の原木生産が日本一です。この杉材を主に使います。杉材を加工することで、その良さを感じることができるでしょう。
学生の研究への協力お願い
この講座の活動内容や作品、気づきなどを記録し、その記録とアンケートから木製玩具の制作指導法について考察したいと考えております。詳しい内容は当日説明いたします。ご協力下さいますようお願い申し上げます。
対象:小学3年生以上と保護者(6組)
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講師紹介:
エレン・ヘッド(国際教養学部)
スコットランドのセント・アンドリユース大学でラテン語と英語の修士号を取得後、ギリシャのアテネで教鞭に立つ。1990年ロンドン大学で教員資格を取得、2000年来目。言語学習者の自律性向上に情熱を注ぐ。現在、JALTの学習者開発研究部会のンメバーとして活躍中。また、インドネシアやオーストラリアなど遠方からの寄稿者を含む「Challenging the Conventions of Research into Learner Development」誌の編集を担当する。
概要:
イギリス料理は、当たり障りのない、面白みのない料理だと言われることがあります。本講演では、エレン・ヘッドが、2000年以上の歴史を持つヨーロッパと世界の食文化の文脈でイギリス料理を紹介します。ローマ時代の料理書『アピシウス』から始まり、寒くて湿った北の大地イギリスへ文化の旅に出かけ、エリザベス1世の宮廷での素晴らしいバンケットや、初めてベストセラーになった料理本の著者イザベラ・ビートンの料理を、時代を超えて紹介します。参加者の皆さんには、感想や食体験などを語っていただきます。なぜ、どのようにしてイギリス料理は当たり障りのない評判を得たのか、イギリス料理に希望はあるのか、といった疑問を一緒に解決していきましょう。
対象:中学生、高校生、大学生、一般市民
言語:英語(必要に応じて日本語通訳あり)
会場:宮崎国際大学
講師紹介:
坂倉 真衣(教育学部)
1986年山口県生まれ。九州大学農学部卒業。九州大学大学院統合新領域学府ユーザー感性学専攻修士課程修了。同博士後期課程単位取得後退学。博士(感性学)。専門は理科教育、博物館教育。現在、宮崎国際大学准教授。
概要:
「理科」は小学校第3学年から始まり、子どもたちの「自然を愛する心情」や「科学的な考え方」を育むことを目標とした教科です。科学の基本は、現象をよく観ること。そして、「科学の考え方」を用いて考えることです。
わくわくドキドキを感じて、なぜ?どうして?を考える。心と頭で楽しむ、子どもたちの「科学の芽」を伸ばす宮崎国際大学初等理科教育学研究室が企画するサイエンス教室。「理科が好き」な人はもちろん、「理科は苦手」な人にも楽しめる講座です。
※3回シリーズです。いずれかの回のみの参加も可能です。
※当日は研究記録のためビデオ・写真撮影、またアンケート調査を行います。撮影します写真・動画は、大学におけるサイエンスコミュニケーション活動として報告書、論文等において使用させていただきます。ご理解下さいますようお願い申し上げます。
対象:幼児〜小学生
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講師紹介:
ジェイソン・アダチ(国際教養学部)
ハワイ生まれ、ハワイ育ち。ハワイ大学で英語教育学の修士号を取得。1994年の開校当初から宮崎国際大学(MIU)に所属。MIUでは、さまざまな英語科目のほか、生命科学、美術史、文学、インストラクショナルメディアなどの講師を務める。
概要:
共通テストなどの英語検定試験でよく出題されるリスニング問題についてのワークショップを開催します。テストの形式、基本的な受験戦略、練習方法、準備のための提案などのトピックを取り上げる。 講義とディスカッションはすべて英語で行われます。
対象:中学生・高校生
言語:英語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講師紹介:
坂倉 真衣(教育学部)
1986年山口県生まれ。九州大学農学部卒業。九州大学大学院統合新領域学府ユーザー感性学専攻修士課程修了。同博士後期課程単位取得後退学。博士(感性学)。専門は理科教育、博物館教育。現在、宮崎国際大学准教授。
概要:
「理科」は小学校第3学年から始まり、子どもたちの「自然を愛する心情」や「科学的な考え方」を育むことを目標とした教科です。科学の基本は、現象をよく観ること。そして、「科学の考え方」を用いて考えることです。
わくわくドキドキを感じて、なぜ?どうして?を考える。心と頭で楽しむ、子どもたちの「科学の芽」を伸ばす宮崎国際大学初等理科教育学研究室が企画するサイエンス教室。「理科が好き」な人はもちろん、「理科は苦手」な人にも楽しめる講座です。
※3回シリーズです。いずれかの回のみの参加も可能です。
※当日は研究記録のためビデオ・写真撮影、またアンケート調査を行います。撮影します写真・動画は、大学におけるサイエンスコミュニケーション活動として報告書、論文等において使用させていただきます。ご理解下さいますようお願い申し上げます。
対象:幼児〜小学生
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講師紹介:
笠井 綾(国際教養学部)
宮崎国際大学国際教養学部准教授・表現アーツセラピスト ・LMFT(カリフオルニア州認定心理士)・公認心理師(日本)。カリフオルニア統合学研究所で臨床心理学と表現アーツセラピーを学び、サンフランシスコ地域の医療機関に心理スタッフとして勤務。また、家族支援センターや保育園でのプレイセラピーや家族療法、被災地支援などを行う。2015年に帰国。宮崎国際大学を拠点に、国内外で表現アーツのワークショップや、地域支援の活動を続けている。
概要:
タッピングタッチとは、ゆっくり、やさしく、ていねいに、左右交互にタッチすることを基本とした、ホリスティックなケアの方法です。家族、親子、友人と、また自分でもできる、こころとからだをケアする方法の一つで、とても簡単なので、子どもやハンディのある人でもできるうえ、お互いをケアする「基本型」に加えて、自分でする「セルフタッピング」と、相手をケアするときの「ケアタッピング」によって、幅広い応用が可能です。専門的な利用が可能なため、心理、教育、看護、福祉、子育て、被災者ケアなど、様々な分野での利用が広がっています。基礎講座Aでは、タッピングタッチの基本型を学びます。ゆっくり、やさしく、ていねいにお互いや自分をケアすることを学び、日常生活に活かしていくことができます。受講された方には、日本タッピングタッチ協会の基礎講座A受講証明を発行します。
対象:一般市民(10名程度)
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講座代:2000円
※基礎講座Aをすでに受けたことのある方(受講証明をお持ちください)、2022年度開催のタッピングタッチ公開講座を受講した方は1000円
(1時間目)近くの公園で昆虫や植物を探す
(2時間目)植物と昆虫の名前調べ
講師紹介:
田川 一希(教育学部)
1991年山口県生まれ。九州大学大学院修了。博士(理学)。専門は植物生態学、生物教育。日本各地のフィールドで、食虫植物と昆虫の関わりを研究している。代表的な論文としてTagawa et al.(2022, Biology Letters)。現在、宮崎国際大学教育学部・宮崎国際大学大学院国際教養研究科 准教授。
概要:
ちょっとしたコツをつかむだけで、町中でも多種多様な生きものたちと出会うことができます。今回は、宮崎中央公園をフィールドに、秋の植物と昆虫を探してみましょう。生物と環境の関わりを研究する学問分野「生態学」の観点から生物を観察し、その姿から「なぜ」をじっくり考えます。採集した植物や昆虫は、名前を調べたり、形態を観察したりしてみましょう。きっと、身近な自然に対する見方が変わるひとときになると思います。
対象:小学生
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講師紹介:
松田 昭憲(宮崎学園短期大学)
気になる子どもについて、お困りのことはありませんか?気になる子どもがどうしてこんな行動を取るのか、どう対応すればいいのか、悩んだことはありませんか?そんな気になる子どもの中に、自閉スペクトラム症の子どもが含まれています。その自閉スペクトラム症の基本的な理解とともに、基本的な支援の在り方について考えていく講座です。
概要:
宮崎県日南市出身。宮崎大学教育学研究科修士課程学校教育専攻卒業 修士(教育学)専門は特別支援教育(発達障がい児の理解と支援 重度重複障がい児のコミュニケーション指導)。日本特殊教育学会会員、元特別支援教育チーフコーディネーター 現在、宮崎学園短期大学教授。
対象:一般市民・学校関係者
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講師紹介:
坂倉 真衣(教育学部)
1986年山口県生まれ。九州大学農学部卒業。九州大学大学院統合新領域学府ユーザー感性学専攻修士課程修了。同博士後期課程単位取得後退学。博士(感性学)。専門は理科教育、博物館教育。現在、宮崎国際大学准教授。
概要:
「理科」は小学校第3学年から始まり、子どもたちの「自然を愛する心情」や「科学的な考え方」を育むことを目標とした教科です。科学の基本は、現象をよく観ること。そして、「科学の考え方」を用いて考えることです。
わくわくドキドキを感じて、なぜ?どうして?を考える。心と頭で楽しむ、子どもたちの「科学の芽」を伸ばす宮崎国際大学初等理科教育学研究室が企画するサイエンス教室。「理科が好き」な人はもちろん、「理科は苦手」な人にも楽しめる講座です。
※3回シリーズです。いずれかの回のみの参加も可能です。
※当日は研究記録のためビデオ・写真撮影、またアンケート調査を行います。撮影します写真・動画は、大学におけるサイエンスコミュニケーション活動として報告書、論文等において使用させていただきます。ご理解下さいますようお願い申し上げます。
対象:幼児〜小学生
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講師紹介:
福田 亘博(教育学部長)
九州大学大学院農学研究科博士課程修了(農学博士)。専門:脂質栄養学、食品機能学。現在:副学長(教育研究担当)・教育学部長・教授
概要:
人の寿命は「遺伝」と「環境」によって決定されると考えられており、フランスで122歳まで生きた女性の例から、120歳ぐらいまで生きると推測されている。わが国では、周知のように、急速な高齢化社会の到来を迎えて、「平均寿命」の言葉の他に、「健康寿命」という言葉をよく目にするようになってきた。平均寿命は「0歳における平均余命」と定義され、健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されている。これは生きている状態(QOL:生活の質)が重要との認識からこの言葉が用いられるようになった。特に、WHO(世界保健機構)は新しい指標として、「平均寿命」から「寝たきりや認知症など介護状態の期間」を差し引いた期間「健康寿命」について、2000年に世界の健康寿命ランキングで日本が世界一であったことを公表した。これを契機に我が国でも健康寿命について強い関心を呼び、同年に策定された健康日本21(第一次)においても「健康寿命の延伸」が最大の目標として掲げられた。
今回の公開講座では、健康で長生き=「健康寿命の延伸」に効果のある食生活・生活習慣等について、最近の科学的エビデンスを踏まえて紹介する。
対象:一般市民
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講師紹介:
泰田 久史(宮崎学園短期大学)
延岡市出身。鹿児島大学卒業後、小・中学校教諭を経て平成8年綾町に「八衛門窯」起業。その後、(株)アレーテライフイノベーション役員、短大准教授などを経て現職。陶芸家として現代工芸賞、日展会友、青木龍山賞など多数。平成23年職業奉仕賞、平成26年宮崎県文化賞(芸術部門)受賞。
現在 宮崎学園短期大学教授
概要:
江戸時代に延岡市で焼かれていた「小峰焼」はなぜ幻となったのか?昭和44年の資料をもとに現地調査を続け、地元小峰町の有志とともに小峰焼保存会を立ち上げた講師が復元に成功した実物を用いながら解説します。
また、地域での保存活動や教育・保育活動をする中から見えてきた、未来の地域活性化や人材育成の視点についても話します。
対象:一般市民
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講師紹介:
デボラ・オッチ(国際教養学部)
2001年に宮崎国際大学に着任し、人類学の教授を務める。ネバダ州ラスベガス出身で、宮崎のヤシの木や自然・文化資源を楽しんでいる。現在、ポピュラーカルチャーや観光プロモーションに登場する地域の文化や歴史を研究テーマとしている。
概要:
2018年から、世界的な日本のポケモンカンパニーは、企業利益と自治体の取り決めにより、キャラクターがゆるキャラのようなご当地マスコットとして、観光地に装飾された偽物のマンホールの蓋を設置するなどのプロモーションを始めました。宮崎では、ヤシの木をモチーフにしたポケモン「ナッシー/エグゼグトル」をはじめ、各ポケフタに特有のポケモンが登場する。本発表では、南九州発祥のポケフタから、宮崎を中心とした日本全国のコンテンツ観光資源を分析する。ゆるキャラマスコットのようなポケフタの美的デザインは、キャラクターの名前とテーマ、そしてその土地に遊び心を与えています。また、これらの地域限定ポケモンは、大きなイベントや商品にも現れています。このポケフタの観光プロモーションは、「Pokémon GO」やそのゲームが生まれたGoogle Mapの空間など、ネット上のリソースにも見受けられます。また、現実空間でのスタンプラリーも、ポケモン本来の物語上の獲得テーマ(ゲト・ダ・ゼ、ゲット・エム・オール)と、ポピュラーカルチャーと同様に登場する歴史的に宗教的に定着した巡礼の風習を結びつける。
対象:一般市民
言語:日本語(必要に応じて英語通訳あり)
会場:宮崎国際大学
講師紹介:
坂倉 真衣(教育学部)
1986年山口県生まれ。九州大学農学部卒業。九州大学大学院統合新領域学府ユーザー感性学専攻修士課程修了。同博士後期課程単位取得後退学。博士(感性学)。専門は理科教育、博物館教育。現在、宮崎国際大学准教授。
概要:
「理科」は小学校第3学年から始まる教科ですが、子どもたちはそれ以前にも日常生活の中で、たくさんの発見をしています。子どもが見つけた「科学の芽」をともに楽しみ、育んでいくために、教師をはじめとする大人にはどのような姿勢が必要になるのでしょうか。2023年度の講座では、主に具体的事例をもとに、子どもたちが科学に興味関心をもつ瞬間を捉え、科学を学ぶ意義等について考えてみたいと思います。「科学」には関心があるけれど、少し苦手、難しいと感じている幼稚園教員、小学校教員等の先生方にもおすすめの講座です。
対象:幼稚園教員、小学校教員、保護者等
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講師紹介:
石濵 博之(教育学部)
宮崎国際大学教育学部児童教育学科 教授、専門領域は英語教育(特に、小学校英語教育)です。専門の英語教育では、理論と実践を融合した教育実践研究を積み上げてきました。そして、高等教育機関(聖霊女子短期大学(秋田県)・上越教育大学(新潟県)・鳴門教育大学(徳島県)・盛岡大学(岩手県))の教員として、近隣の公立小学校で学級担任と協力しながら児童に外国語(英語)を指導してきました(出前講座等)。その際に、英語で児童に手品を示したことが手品を学ぶ切っ掛けでした。10年間ぐらい手品教室に通い、その極意を学びました。
概要:
本講座では、コミュニケーションのツールとしての手品(マジック)について提案します。あなたもエンタティナーになってみませんか。手品で教室やその他の場所を楽しい空間にしてみませんか。そして、可能ならば、自分で手品の教材を作り、簡単な手品の極意を身につけませんか。
具体的に,手品の歴史やねらい,特長や効用、簡単な手品の手順、手品の教材作成などを示します。私が簡単な手品の実演をした後に、本講座参加者に手品を実演していただき、できる限り多くの簡単な手品を身につけていただきます。
「手品を初めてやってみたい方(入門者)のみ」のための講座です。
対象:小学校教員、幼稚園教員(20名程度)
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス
講師紹介:
湯浅 純寛 地域防災コーディネーター
昭和5 0 年5 月 宮崎市消防局消防吏員。平成0 4 年4 月 宮崎市市役所出向( 防災担当)。平成1 6 年4 月 南消防署南部出張所長。平成2 0 年4 月 宮崎市消防局指令課長。平成2 2 年4 月 宮崎市消防局南消防署長。( 平成2 3 年3 月1 1 日に発生した東日本大震災時、緊急援助隊の県隊長として陸前高田市に派遣される。)平成2 4 年4 月 宮崎市役所危機管理局長。平成2 6 年3 月 退職。平成2 6 年6 月 宮崎県環境整備公社常務理事。平成3 0 年6 月 宮崎市社会福祉事業団 跡江老人いこいの家所長。令和 4 年5 月 宮崎市危機管理部地域安全課会計年度職員。
概要:
予期せぬ災害に備え一人でも多くの人命を助けませんか。平成2 3 年3 月1 1 日に東日本大震災が発生しましたが、講師は3 月1 4 日から3 月2 1 日まで宮崎県緊急援助隊として岩手県陸前高田市に派遣されました。現地の状況を通して、宮崎市で今後発生するであろう南海トラフ地震災害や減災について考察します。
対象:一般市民、中高生、大学生
言語:日本語
会場:宮崎国際大学サテライトオフィス