授業の概要

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教育実習指導

教育実習Ⅰ(小学校)、教育実習Ⅰ(幼稚園)・教育実習Ⅱ(幼稚園)にあたって「教育実習の意義と目的、留意すべき事項」について指導する。小学校に関しては小学校教員経験者・教育学担当教員により「児童の実態」「小学校教育における現代的課題」などの講話および「小学校教科指導の実際」など実践的な側面での指導を行う。幼稚園に関しては幼稚園教諭経験者・教育学担当教員による「幼児の実態」「幼児教育における現代的課題」「幼小連携の視点」等の講話を行う。
また、教育実習全般に関わる講話「教育実習の心構えと留意事項」「学級経営と学習指導」等も実施する。
実習終了後には作成した指導案や実習記録簿を参考に体験を発表し、反省点を明らかにする。

教育実習Ⅰ(小学校)

教育実習Ⅰ(小学校)は小幼コースの学生が履修する。4週間の教育実習を通し、児童理解を深め、体験的総合的に小学校教諭の職務を知る。また学習指導案の作成、実際の授業体験により、教科の適切な指導方法を体得し、実践的な指導力を培う。更に子どもの個性や生活環境を踏まえた学級経営の実際を学ぶ。地域との連携にも注目し、保護者や地域の人々との連携の在り方を知る。

教育実習Ⅰ(幼稚園)

2週間の教育実習を通し、幼児理解を深め、体験的総合的に幼稚園教諭の職務を知る。また保育指導案の作成、実際の保育体験により、保育の適切な指導方法を体得し、実践的な指導力を培う。更に幼児の個性や生活環境を踏まえた学級経営の実際を学ぶ。地域との連携にも注目し、保護者や地域の人々との連携の在り方を知る。

教育実習Ⅱ(幼稚園)

2週間の幼稚園での教育実習を通し、更に幼児理解を深め、保育内容・保育環境・保育者支援等、幼稚園教諭の職務をより深く学ぶ。また学習指導案の作成、保育体験を重ねることで、より適切な保育方法を身に付け、実践的な指導力を深める。小幼コースの学生は教育実習Ⅰを振り返り、小学校と幼稚園の違いあるいは共通点を見出し、幼小連携の視点を得る。幼保コースの学生はさらなる実践力を付けるための応用的実習である。

保育実習指導Ⅰ

保育実習の意義や目的を理解することを目的に事前事後指導として実施する。実習に際して、事前に保育所実習や児童福祉施設実習の内容と課題を明確にし、実習で学ぶ上での施設の意義や役割理解、人権擁護等についての施設職員に求められる倫理や専門性などの留意事項を学ぶ。保育実習の計画、実践、観察、記録、評価の方法や内容について具体的に理解する。

保育実習Ⅰa

2週間の実習を通して、保育所(園)の役割や機能、子ども理解、保育内容・保育環境、保育者支援等を理解する。また、観察や援助を通して保育計画、保育課程、日案の立て方、実習日誌や保育士としての心構えや保育技術及び保育士の役割と職業倫理について学ぶ。授業形態は、実習とする。

保育実習Ⅰb

社会福祉施設等の現場において10日間の実習を行い、福祉施設等の役割や機能を理解する。また、利用者と日課、生活を共にするなかで、観察や援助を通して子ども理解、養護内容、生活環境、保護者支援等の実際を学ぶ。更に、実践を通して、援助計画、観察と記録及び自己評価等について具体的に理解するとともに、専門職としての保育士の役割と意識等を実践的に理解する。授業形態は実習とする。

保育実習指導Ⅱ

保育実習Ⅰ(保育所)を通して学び、得た知識や必要とされる技術等について振り返り、保育実習Ⅱに向けての保育実習の意義と目的を理解し、保育について実践や事例を通して、保育の観察、記録及び自己評価を踏まえた保育について総合的に学ぶ。また、保育実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、保育に対する課題や認識を明確にする。

保育実習Ⅱ

保育所の役割や機能について具体的な実践を通して理解を深め、子どもの観察や関る視点を明確にする。既習の教科や保育所実習Ⅰでの課題を踏まえ、子どもに応じた適切なかかわりを明確にする。また、保育を担当し、研究授業を行うことで保育での実践力を高め、保育者支援について積極的に学び、保育士としての総合的な教育実践力を培う。

保育実習指導Ⅲ

保育実習Ⅰb(児童福祉施設等)の実習を通して得た知識や必要とされる技術等について振り返り、施設の役割り、機能についてより深く学ぶとともに、多様な業務と職業倫理、専門職との連携等、施設における支援の実際について、実践や事例を通して理解し、施設保育士として求められる専門性を総合的に学ぶ。また、実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、児童福祉施設における保育に対する課題や認識を明確にする。

保育実習Ⅲ

保育実習Ⅰbで学んだ児童福祉施設等の役割や機能について具体的な実践を通して理解を深める。特に、家庭と地域の生活実態にふれて、児童家庭福祉及び社会的養護に対する理解を深め、保護者支援、家庭支援のための知識、利用者支援技術を養い、保育士の多様な業務理解と専門性と職業倫理について理解する。

教職実践演習(幼・小)

本授業では、①使命感や責任感、教育的愛情等に関する事項、②社会性や対人関係能力に関する事項、③幼児児童理解や学級経営等に関する事項、④教科・保育内容等の指導力に関する事項について、教員として最低限度の資質・能力を身に付けているかどうかを確認していく。また、学校側の視点や意見を反映させるため、学校現場経験者による講話等を取り入れる。「履修カルテ」を参照し、個別に補完的な指導を行う。授業形態は、演習とする。

保育実践演習

こどもの保育・教育に携わる人材として、保育士に求められる使命感・責任感、社会性・対人関係能力、保護者支援や障害児療育、乳幼児理解等、保育に係る知識・能力の向上と課題に対して効果的に取り組む態度を育成する。授業は、本学教員が中心となって演習方式で実施するが、模擬保育などの具体的な保育実践ワークの際は実技系の担当教員がそれぞれの専門とする分野で実践的な内容で実施する。演習は、保育実習を通しての課題等の共有化やテーマを立ててのグールプ研究に取り組み、発表やレポート作成を行う等、保育現場で必要とされる人材としての専門性を育成する。授業形態は、演習とする。

介護等体験

障害児(者)支援施設(知的、身体障害)、特別養護老人施設の社会福祉施設で、5日間の体験活動を行い、利用者の障害特性や高齢者の理解を進める。また特別支援学校(知的、肢体、盲・聾の養護学校)での2日間の授業や行事参加活動を通して、生徒との交流を深め、障害特性の理解や対人援助方法について学ぶ。

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