海外に行けば今より英語ができるようになる。だから海外に行くのでは?」さて、本当でしょうか?理論的にも、また、多くの学生たちのデータから見ても、その答えはノーです。少なくともグローバル社会が必要とする英語力は、ただ「海外に行けば…」だけでは到底身につけることはできません。テストの点数を上げるだけならば日本で十分出来ます。
海外研修の主な目的は、多くの異なった文化を持つ人たちとの交流を通し、他人を理解し、自分を理解し、また他に理解してもらうことで、人間としてのコミュニケーション能力を高めることにあります。そして、その能力を世界で活かすためには高い英語力が必要です。高いコミュニケーション能力とその手段としての英語力を大きく伸ばし、その後の学修と卒業後の進路に備える。海外研修はそのための学習と体験を授業内外で積み上げる絶好の機会なのです。
研修期間は16週間、研修先は英語圏5カ国(アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド)の15大学です。
2019年度海外研修期間一覧はこちらをご覧ください。
イギリス
学内研修2ケ月、海外研修2ケ月を組み合わせたプログラムです。メインプログラムに比べ、現地での費用が半分になります。研修先はソノマ州立大学(アメリカ)、ビクトリア大学(カナダ)を予定しています。
※研修先大学は変更することがあります。
学術協定締結校へ交換留学生として派遣されるため、研修先大学の授業料は免除されます。授業は英語で行われます。研修先大学は嶺南大学(韓国)、センテニアル大学(香港)、静宜大学(台湾)です。
※一定水準の英語力(TOEIC600点〜750点)・学力(成績評定平均値)を要件とします。
※研修先大学は変更することがあります。
事前準備・指導だけでなく、海外にいる間も困ったことがあれば気軽に相談できるので、安心して海外へ行くことができます。
国際教養学部2年次の海外研修に際し、選考基準により研修奨学金(20万円)を給付します。5名程度。
海外研修プログラムは、約4ヶ月という比較的短期の留学プログラムながら、そこから多くの成果があがっています。その一端をご紹介します。
(「令和元(2019)年度海外研修調査・報告書」はこちら)
University of Otago【オタゴ大学(ニュージーランド)】での海外研修体験
私が通っていたオタゴ大学は、雰囲気がMICと似ていて勉強しやすい環境が整っていました。
授業は午前と午後に分かれていて、午前中は英語の基礎(Speaking, Reading, Writing)を集中的に行い、午後はTOEICかIELTSを選択して受ける授業だったので、私はTOEICの授業を選択して受けていました。私はTOEICの点数を上げることを留学の目標の一つにしていたので、このクラスは私にとってとても役に立ちました。
英語のクラスのレベルは5段階になっていて、テストの成績によって2ヶ月ごとにクラス替えがありました。クラスのレベルが上がるごとに日本人の生徒数が多くなっていたのが特徴的で、最終的に私のクラスは半分が日本人、残り半分が様々な国から来た留学生という感じでした。
また、先生のサポートの元、現地のボランティア活動に参加して日本ではできない多くのことを経験できました。ボランティアでは、普段あまり話す機会のない地元の人たちとお話をすることができたり、ニュージーランドならではの人の優しさに触れることができました。 続きはコチラから>