学長ブログ PRESIDENT'S BLOG

学長 山下恵子
宮崎国際大学学長 村上 昇

宮崎国際大学は、建学の精神「礼節・勤労」を教育理念としています。「礼節」の精神では、自他の人間性を尊重し、自らを律し、他者の立場に立って物事を考えることができることを、さらに「勤労」の精神では、心身を労して全てのことに積極的に努力することをめざしています。このように何事にも真摯に取り組む精神によって、人格の陶冶をめざします。「礼節・勤労」の精神は、現代社会において、最も必要とされる精神です。
宮崎国際大学は、平成6年にリベラル・アーツを学ぶ大学として創立されました。すなわち、幅広い知識を身につけて、様々な角度から思考し、その中で最も効果的な方法を選び出せる総合力を涵養するための大学と言えます。特にメタ認知機能(自分を客観的に理解し、社会の変化に柔軟に対応できる人物へと自分を変化させていく機能)を高め、様々な能力(批判的思考力、観察力、創造力、洞察力、問題解決力、表現発信力など)を磨くことによりグローバル社会で活躍できる人材を育成します。日本人が苦手とする表現・発信力にはどうしても語学力が必要となります。国際教養学部では、多くの外国人教員が皆様の語学力・表現力を飛躍的に高めるサポートも致します。また、海外では、幼児・児童の教育が人生の中でも非常に重要な教育と考えられています。本学教育学部では、優秀な児童教育者を育てることで、海外に負けない児童教育の基盤作りにも貢献します。
ところで、学生諸君の頭(脳)は現在、思春期爆発の状態にあることを知っておいてください。人生の中で最も様々な知識を吸収することが可能であり、冒険心や探求心が沸きあふれる状態になっているのです。ぜひ、その状態を無駄にせず、大いに学問を楽しみ、大いに飛躍してください。私達教職員は皆さんの成長を楽しみにしています。

2021.04.01

学長就任にあたって

 令和3年4月に山下恵子前学長の後任として宮崎国際大学の学長に就任致しました。本学は、山下前学長(宮崎学園理事長)の御努力により、全国大学ランキングの国際性分野において、トップ10入りと言う快挙を成し遂げました。私は、これらの実績を継承する責任を痛感しています。そのために、さらなる教育の充実を図り、海外を舞台に活躍する人材、グローバル社会を視野に地域で活躍する人材、次世代の子供たちにグルーバル感覚を涵養できる教員の養成などに邁進するつもりです。

 本学は平成6年に初代学長の大坪久泰先生によって、世界のそれぞれに異なった文化を、グローバルな視点から見つめなおすための「比較文化学」という学問を追求するための最上の環境を提供する大学として創設されました。そのため、外国人教員比率は依然として全国1位を保持しており、学内では多くの留学生との交友も盛んです。

 本学の建学の精神は「礼節・勤労」です。「礼節」の精神には、他者の立場に立って物事を考えることができる能力を含んでいます。世界で異なる文化、異なる人種、異なる暮らしを尊重し合い、認め合うダイバーシティーがグローバル社会では極めて重要と認識されています。実は、本学の建学の精神である「礼節」は、まさにこのダイバーシティーなのです。

 大学では学生のみなさんは受動的な学びから能動的な学びの姿勢に切り替えなければなりません。教員に教えられるのを待つのではなく、自ら積極的に疑問を持ち、自ら調べ、自ら解答を出す姿勢が重要になります。教職員は学生一人一人をサポートします。大学時代は、どん欲に学び、多くの知識を習得し、客観的な思考や客観的なものの見方、批判的思考や高度な推理・洞察ができる能力を身につけてください。これらの能力が優れた創造力を生み出し、社会に出て活躍できる基盤となります。特に、大学ではいろいろなことに挑戦する勇気を持ってください。挑戦を恐れなければ、失敗を恐れない人間に成長できます。

 日本の各県、各市・町・村は、世界を視野に、世界に情報発信できる力をまだ十分に備えているとは言えません。本学で学んだ学生が、その懸け橋として、世界で、国内で、あるいは県内で活躍できることを願っています。私達、宮崎国際大学の教職員は一丸となって、そのような学生を育てて行きます。

 最後に、学長として、学生への教育の質の向上とともに大学の発展に精一杯努力いたします。公的機関の皆様、産業界の皆様、後援会の皆様、そして保護者の皆様のご理解、ご支援を頂きますよう、心からお願い申し上げます。

令和3年4月1日

宮崎国際大学学長  村上 昇