学長ブログ PRESIDENT'S BLOG

学長 山下恵子
宮崎国際大学学長 山下 恵子

宮崎国際大学は、建学の精神「礼節・勤労」を教育理念としています。「礼節」の精神では、自他の人間性を尊重し、自らを律し、他者の立場に立って物事を考えることができることを、さらに「勤労」の精神では、心身を労して全てのことに積極的に努力することをめざしています。このように何事にも真摯に取り組む精神によって、人格の陶冶をめざします。「礼節・勤労」の精神は、現代社会において、最も必要とされる精神です。
宮崎国際大学は、平成6年、世界のそれぞれに異なった文化を、グローバルな視点からみつめなおすため「比較文化学」という学問を追究する最上の環境を提供する大学として創設されました。本学は、グローバル社会で生きる日本の、そして世界の宝となりうる皆さんを育てるための大学です。
本学の教育は、物事を多面的にとらえながら、自らよく考え、世界を知り、自然を知り、そして人を深く学ぶリベラル・アーツ教育を基盤としています。4年間の学びを通して「なぜ? どうして?」と自己への問いかけをしながら、ひたすらに学び続けることで、皆さんは大きな成長をとげられることでしょう。
宮崎国際大学で学び、世界へ、そして地域へと羽ばたいてみませんか。

2019.02.09

学長ブログ⑰ 羽ばたけ!グローバルリーダーセミナー 2019

 昨年に続き、「羽ばたけ!グローバルリーダーセミナー2019」を青島青少年自然の家にて開催しました。本年度は、宮崎県内から集まった34人の高校生が、2泊3日のAll Englishでのセミナーに参加しました。

 日常生活から少し離れ、Blue Island(青島)でのクルーズは、高校生に多くの気づきを与えました。クルーズの船長であるファシリテーターは、本学地域連携センター副センター長でジャマイカ生まれのロイド・ウォーカー氏が務めました。

 「グローバルリーダーに必要なものは?」という事を考えるために、政治学、文学、社会学、人類学、情報通信技術等の視点からの講話を通して誘い、さらに協働体験を必要とするアクティビティーも行いました。

 セミナー中は6つのグループに分かれてグループディスカッションを行いました。各グループには高校生と寝食を共にする学生・卒業生アシスタントを配置し、学習のサポートを行いました。学生・卒業生アシスタントは、円滑なグループ運営に大いに力を発揮していました。英語で思考し、英語で伝え合うというハードな3日間でしたが、参加した高校生は、目を輝かせながらコミュニケーションをとっていました。

 最終のセッションでは、具体例を入れながら、グループ毎に英語での発表を行いました。それぞれの発表形態は異なっており、グループの意見を集約して代表が発表したグループ、意見を分割して発表したグループ、一人ひとりが自分の意見を述べたグループ等、多様性が現れていました。

 「リーダーになるにはお金が必要だと考えていたが、そうではないと考えるようになった」

 「コミュニケーションする力、誠実さ、熱心さ、知識、責任を持つ事、挑戦することが大切である」

 といった意見がでる等、素晴らしい内容でした。また、「英語の教師になりたい」、「英語を使って働きたい」との抱負を語った参加者もありました。

 高校生の発表を聞きながら、私は本学の教育理念であるリベラル・アーツについて考えました。様々な現象を多角的に捉えるためには、幅広い知識と自ら考える力が必要になります。学問を学んで始めて、思考が自由になるのだと思います。日常生活においてもひとつの見方しか出来なかったら不自由です。学問は、不自由な思考を自由にしてくれます。これからの時代をリードする若者には、リベラル・アーツを通して思考を自由にし、多角的な学びを深めて欲しいと願います。

 高校生のドキドキ、ワクワクのクルーズを見ながら、参加者が10年後、20年後にこの体験をどのように語ってくれるのだろうと楽しみになりました。今後の活躍を期待しています。

 3回目のクルーズは、来年です。世界へと羽ばたきたい皆さん、見たことのない景色を見て、見たことのない自分に出会ってみませんか。

 来年、また参加をお待ちしています。

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