学長室の窓から

第20回目の卒業式<社会のリーダーとして活躍を!>

2017.03.22

 激しく変化する現代社会において、大学が果たす役割は極めて大きいと言えます。文部科学省の「大学改革実行プラン」においては、大学が育成する人材像として、「生涯学び続け、主体的に考え、行動できる人材」、「グローバル社会で活躍する人材、イノベーションを創出する人材」、「異なる言語、世代、立場を超えてコミュニケーションできる人材」を掲げています。
一方、経済同友会によるグローバル社会における企業が求める人材像は、「変化の激しい社会で、課題を見出し、チームで協力して解決できる人材」、「困難から逃げずにそれに向き合い、乗り越えることができる人材」。「多様性を尊重し、異文化を受入ながら組織力を高めることができる人材」、「価値観の異なる相手とも双方向で真摯に学び合う対話力(コミュニケーション能力)を待っている人材」等となっています。
 私は、本学で4年間学び卒業する学生を「誇り」に思います。なぜならば、今年も国際社会のグローバル・リーダーとして、また地域社会のグローカル・リーダーとして活躍できる卒業生を世に送り出すことができたからです。本学は、平成4年に英語でリベラル・アーツ教育を行う大学として開設し、当初からクリティカル・シンキングに基づくアクティブ・ラーニングの授業法を実施しています。そのため、学生は70%を占める外国人教授陣と毎日の授業を英語で学びます。しかも少人数クラスによる授業ですので、主体的・積極的な授業参加が必要であり、毎日の学修は大変です。しかし、その結果は、幅広い知識(教養と専門)と批判的・分析的思考力を見に付けることができるので、本学では、優れた人材の育成には効果的な教育法と考えています。この本学の独特な国際的教育環境の下で学んだ卒業生は、当然、前記した大学が育成するべき人材、また企業が求めている人材等の能力を身に付けていると言えます。因みに、卒業生時アンケートの「思考力」、「英語力」、「外国人理解」、「日本文化理解」の4項目について見ると、4年間で進歩・向上したと回答した割合は、夫々に100%、91%、98%、91%となっています。この割合は、過去の3年間においても同じ傾向です。
 本学の卒業生は、その努力の結果、就職先は、ビジネス社会、教育職、国内外の大学院進学等の幅広い分野となっており、企業内定先は優良企業が大方(70%超)です。当然、英語のコミュニケーション能力も身に付いているので、航空業界(CA)の内定者も増えています。CA実就職率は日本一(11%)かもしれません。
 今年度の卒業式は、節目である第20回目を迎えましたが、このことは第1回卒業生が中堅の年齢(40歳代)となったことになり、本学卒業生の活躍が広く社会で認知される結果になります。これからの歴史を積み重ね、社会から期待される大学として社会のリーダーとなれる人材を、今後も育成してまいります。ご支援方をよろしくお願い致します。