国際教養学部 比較文化学科

University of Otago【オタゴ大学(ニュージーランド)】

豊かな動植物の生態系に感動!

私はニュージーランド南部にあるオタゴ大学(University of Otago English Language Centre)で4か月間の研修を行いました。教室内での座学やディスカッション、プレゼンテーションだけではなく、地域の博物館や公園を利用したフィールドワークにも積極的に参加しました。
特に印象に残っていることは、現地の女性教員の引率で自然公園まで約1時間のハイキングを楽しんだ後、同園内の野鳥保護区を見学したことです。
ニュージーランドの南島、とりわけオタゴ半島の動植物の生態系は非常に豊かであり、公園で見たオタゴ固有種のオウムの青や赤い体は大変美しく、今でもその姿をはっきり思い出すことができます。担当してくれた先生がニュージーランドの野鳥の生態に詳しく、詳細に親切に解説してくれたのですが、専門用語と会話の速度に理解が追い付かず、帰りのバスの中で必死に単語やフレーズを調べていました。大変でしたが、とても楽しい、有意義な時間を持つことができました。

大山凜さん
国際教養学部2022年入学(グローバル・リベラル・アーツコース)
大山凜さん

〝活字中毒″と言われた幼少期。本は、まだ見ぬ外国の自然の街並みを見たいと思わせてくれた。

私は幼少期に周囲から活字中毒と呼ばれるほど読書を好んでいました。
本は、どれだけ自分との空間的・時間的距離が離れた出来事でも私に説明してくれたからです。中学生になる頃には、海外の著者によって書かれた書籍を好むようになりました。そして、頭の中でまだ見ぬ外国を旅するうちに、現地の自然や街並み、人々の生活を、身をもって体験したいと強く思うようになりました。
しかし、コロナがことごとく海外渡航への機会を奪っていきました。そこで、大学時代には必ず語学留学をしようと決意しました。実際、宮崎国際大学に入学した理由の一つは海外研修の有無です。
グローバル教育センター長の西村先生を始め、多くの教職員の皆さんが私たちの海外研修をより良いものにしようとしていると感じていました。全体での説明会はもちろんのこと、個別での質問等も積極的に受け入れていただきました。

留学を考えている方、研修を控える後輩へメッセージ

今回の海外研修を終え、私は海外留学を検討している学生や若者の支援をしたいと強く思うようになりました。
私は今回の研修で語学力だけが向上したとは思っていません。論理的に自分の考えを組み立てる力、瞬発的に自分の意見を発信する力、次々と新しい視点を見つける想像力、なによりも、自信と自分の人間的魅力を身に付けるためのふるまいなど、海外留学ではより多角的な角度からの人間的成長が見込めることに気付きました。
私は、帰国後自分の周囲で何が起こっているのか、それについてどう思うのかを考えることが多くなり、気付けば、政治や経済、また世界情勢のニュースや書籍を探し、新たな知見を吸収することが楽しいと思う自分がいることに気付きました。その変化に我ながら驚いています。
このような海外留学を体験したがゆえに表れる自身の変化を、できる限り多くの人に、特に学生に体験してもらいたいと思うようになり、彼らの挑戦を応援できるような職に就きたいと考えています。
今回のこの体験談が、今留学(海外研修)を考えている皆さんを少しでも後押しできるものになったのであれば、大変嬉しく思います。新しい自分探しのために積極的に海外に飛び立ってください!

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